CURRICULUM VITAE
自身について
これまでの芸術教育・研究活動について
1974年千葉県生まれ。1993年に東京芸術大学美術学部油画専攻入学、1999年同大学大学院修士課程(壁画研究室)修了。同年、同大学大学院後期博士課程へ進学。博士課程を2002年に修了(美術博士号取得)後、同大学の教育研究助手として大学教育に関わる。
この間の教育や研究・創作活動が評価され、2006年より3年間にわたり文化庁新進芸術家在外派遣研究員として中国で研修。また、公益財団法人ユニオン造形文化財団と公益財団法人吉野石膏美術振興財団からの研究助成を受け、在外研究員としてさらに2年間ほど中国に滞在した。
中国での創作研究においては、触覚と物語性(ナラティブアート)をキーワードに、シルクロードに点在する各省と福建省、雲南省などを巡り、中国独特の庭園・壁画・石窟・建築などの様式や生活文化・民族風土・環境問題などのリサーチ活動を行う傍ら、ユーラシア大陸を舞台に自然エネルギーを利用した持続可能なランドアートプロジェクトを計画するなど、創作活動のフィールドを広げることができた。
帰国後は、母校である東京藝術大学に非常勤講師として勤務し、油画専攻や工芸科の学生の指導や自身の創作研究を行う。また、これまでの経験を活かして、東京藝術大学が主導する国際交流事業やアートプロジェクトなどにも関与し、2013年からは、革新的芸術文化都市構想プロジェクトアクティビティーチーフディレクターとして大学の事業運営にも携わる。
2015年から2023年3月まで愛知県立芸術大学美術学部にて准教授。2023年4月より東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻(壁画第二研究室)准教授。「絵画からはじまること」を研究テーマに、「創ること・生きること」の両輪を成し、GLOCAL(GLOBAL+LOCAL)な視点で独自性・専門性・持続性の高い作品創造と伝統文化や技術の継承を持続発展的に行う上での研究や教育、アートプロジェクト、創作活動などに取り組んでいる。
自身の作品と発表活動について
私の作品のテーマは、作品の設置された場を起点に、風土・環境・造形的アイデンティティーを問い直す独自の表現として成り立たせ、鑑賞者との対話を生み出すことである。
代表作である「蔵風得水」・「可能性のかたち」と題されたシリーズでは、一貫して土(大地)を素材として扱い、日本の土壁技法や中央アジアの伝統的な手法のひとつである日干し煉瓦を用いた持続可能な作品を協働制作というプロジェクトという形式で数多く制作してきた。
これまで国内では「京都芸術祭」(京都)、「最上環境芸術祭」(山形)、「森のはこ舟計画」(福島)などの野外展に多数参加。
海外では「中国ビエンナーレ」(中国)、「中韓日国際芸術現代展」(中国)、「日独国際交流展」(ドイツ)、「日韓国際交流展」(韓国)、「旺山開天ビエンナーレ」(韓国)、「VOICE OF SITE/日米国際交流展」(アメリカ)などの国際展でも発表。
2008年、上海にできた世界一の高さを誇る上海環球金融中心に雲南省のリサーチ活動を通じて学んだ乾漆技法を取り入れた彫刻作品を4点恒久設置された。マンダリンオリエンタル浦東上海やフォーシーズンズホテル上海などにも彫刻作品が設置されている。北京市の環鉄芸術区には日本人初の野外作品として竹と土壁の技法を利用した高さ4mの「蔵風得水」シリーズを恒久設置した。
2009年と2012年には「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟)にて、1000坪の棚田に、生態学や地域文化などを取り入れた人と自然が共存する生態学的空間を創造した。2015年の「大地の芸術祭」においては、この再生した棚田を舞台に野外舞踏公演「谷蟇」を上演した。
近年では取手アートプロジェクト《半農半芸》や藝大食堂のディレクターとしてプロジェクトを展開している。2014年には「中房総国際芸術祭アート×ミックス」(千葉)をきかっけに、アート・コレクティブの形態で「月出工舎」を設立し、美術家・ディレクターとして企画を行うなど、これまでとは異なる新しい形式の芸術祭をつくりあげている。
他にも国内外のアーティストインレジデンスやアートプロジェクトに関わり、多様な世代と分野の方々との協働による現地制作なども数多く展開している。
新たな想い
人間が有史以来、神話的世界観・宗教的世界観・科学的世界観の時代という3つの時代を経て、人類は地球規模の環境問題に直面しています。私たちは、この地球が人類の営める唯一の場所であるということを改めて見つめ直す必要がある。
私の最近の創作活動と合わせて考えると、2012年に耕作放棄地を3年かけて地域住民と共に再生した棚田舞台での「谷蟆」や老若男女が約1年に渡り取り組んだ「よほろ~養老舞踏」の公演、2013年「創ること・生きること」を提唱し、「月出創生計画 遊・学・匠・食」によって廃校を利活用した「月出工舎」の活動などは、改めてその地域が持つ風土や環境を再考することを考える機会と場をつくり、新しい一歩を踏み出すことができたのではないかと思っている。
遠い未来ではない、今から地続きの10年後の未来を多視点な角度から捉え、美術も、音楽も、ダンスも、建築も、農学も、社会学も、生命研究も、様々な分野が領域を超えて共振する新しい世界観・知の場をつくる必要がある。事実、それがはじまろうとしているのではないでしょうか。私は、21世紀初頭の芸術が新たな価値を持って輝いた時代として位置づけたい。
EDUCATION
学歴
2010年8月 | 中央美術学院彫塑系博士課程(中国、北京)修了 |
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2007年8月 | 中国美術学院総合芸術系(中国、杭州)修了 |
2002年3月 | 東京藝術大学大学院美術研究科後期博士過程絵画専攻(美術博士号)修了 |
1999年3月 | 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程壁画専攻(美術修士号)修了 |
1997年3月 | 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻(美術学士号)卒業 |
WORK EXPERIENCE
職歴
2024年7月〜現在 | 名古屋工業大学客員准教授 |
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2024年4月〜現在 | 名古屋工業大学+愛知県立芸術大学 ARTFUL CAMPUS ディレクター |
2023年4月〜2024年3月 | 東京ビエンナーレ2024プロジェクトディレクター |
2023年4月〜現在 | 東京藝術大学美術学部准教授 |
2020年4月〜2021年3月 | 東京藝術大学美術学部非常勤講師 |
2019年4月〜2023年3月 | 名古屋市立大学非常勤講師 |
2018年4月〜2023年3月 | 愛知県立芸術大学美術学部准教授 |
2018年4月〜現在 | 東京藝術大学藝大食堂統括ディレクター |
2018年4月〜2019年3月 | 東京藝術大学, 美術学部, 平成30年度経済産業省産学連携サービス経営人材育成事業 統括ディレクター |
2015年4月〜2018年3月 | 愛知県立芸術大学美術学部講師 |
2014年4月〜現在 | 月出工舎統括ディレクター |
2014年4月〜現在 | TAKASU HOUSE統括ディレクター |
2013年9月〜2014年11月 | 東京藝術大学美術学部革新的芸術文化都市研究アクティビティーディレクター |
2011年4月〜現在 | 取手アートプロジェクト《半農半芸》ディレクター |
2010年4月〜2013年3月 | 東京藝術大学美術学部非常勤講師 |
2009年4月〜2010年3月 | 公益財団法人吉野石膏美術振興財団在外研究員 |
2009年9月〜2010年3月 | (財)ユニオン造形文化財団在外研究員 |
2006年9月〜2009年7月 | 文化庁新進芸術家在外研究員 |
2005年4月〜2006年8月 | 早稲田実業学校非常勤講師 |
2005年4月〜2006年3月 | 東京藝術大学美術学部研究員 |
2004年4月〜2007年3月 | 京都造形芸術大学美術学部非常勤講師 |
2002年4月〜2005年3月 | 東京藝術大学美術学部非常勤助手 |
2001年4月〜2005年3月 | 高山建築学校非常勤講師 |
2000年4月〜2002年3月 | 東京藝術大学美術学部リサーチアシスタント |
1999年4月〜2000年3月 | 東京藝術大学美術学部ティーチングアシスタント |
EXHIBITION
展覧会
2024年9月 | 個展|一泉の穴 □キュレーター:鈴木結加里 □企画:Lights Gallery □会場:Lights Gallery / 愛知県名古屋市 |
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2024年3月 | 千葉県誕生150周年記念事業 百年後芸術祭~環境と欲望~内房総アートフェス □アートディレクター:北川フラム □企画:百年後芸術祭実行委員会 □会場:月出工舎 / 千葉県市原市 |
2021年12月 | 房総里山芸術祭いちはらアート×ミックス2020+ □アートディレクター:北川フラム □企画:市原市中房総国際芸術実行委員会 □会場:月出工舎 / 千葉県市原市 |
2021年8月 | TURNフェス2021「出会いが広がる」 □キュレーター:日比野克彦 □企画:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京・東京都美術館、特定非営利活動法人Art’s Embrace、国立大学法人東京藝術大学 □会場:東京都美術館 / 東京都台東区 |
2021年4月 | Artists’ Breath―コロナ禍の中、アーティストはいま □アートディレクター:北川フラム □会場:市原湖畔美術館 / 千葉県市原市 |
2021年2月 | 半農半芸 人・地域・労働の未来を考え旅した10年 □会場:BREAK STATION GALLERY / 東京都台東区 |
2020年2月 | 「じっと 見る。」 □企画:特定非営利活動法人取手アートプロジェクトオフィス □会場:BREAK STATION GALLERY / 東京都台東区 |
2019年4月 | JAPAN BLUE「藍」―有機天然顔料の精製技術に関する研究成果発表展 □企画:愛知県立芸術大学岩間賢研究室 □会場:愛知県立芸術大学芸術資料館 / 愛知県長久手市 |
2018年8月 | TURNフェス4「日常非常日(ピッジョッピジョッピ)」 □キュレーター:日比野克彦 □企画:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京・東京都美術館、特定非営利活動法人Art’s Embrace、国立大学法人東京藝術大学 □会場:東京都美術館 / 東京都台東区 |
2017年8月 | TURNフェス3「見る・知る・TURNする!」 □キュレーター:日比野克彦 □企画:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京・東京都美術館、特定非営利活動法人Art’s Embrace、国立大学法人東京藝術大学 □会場:東京都美術館 / 東京都台東区 |
2017年4月 | 中房総国際芸術祭アート×ミックス2017 □アートディレクター:北川フラム □企画:市原市中房総国際芸術実行委員会 □会場:月出工舎 / 千葉県市原市 |
2016年11月 | 森のはこ舟アートプロジェクト活動報告展 □企画:福島県 □会場:喜多方市役所 / 福島県喜多方市 |
2016年5月 | アートいちはら2016春 〜晴れたら、市原へ行こう〜 □キュレーター:北川フラム □企画:市原市中房総国際芸術実行委員会 □会場:月出工舎 / 千葉県市原市 |
2016年2月 | 森のはこ舟アートプロジェクト活動報告展 □企画:福島県 □会場:NEXT DOOR / 福島県喜多方市寺町南5007番地 |
2016年2月 | 10年かけて旅する《半農半芸》 □会場:BREAK STATION GALLERY / 東京都台東区 |
2016年1月 | 高須からはじまること □会場:TAKASU HOUSE / 茨城県取手市 |
2015年11月 | アートいちはら2015秋 〜晴れたら、市原へ行こう〜 □キュレーター:北川フラム □企画:市原市中房総国際芸術実行委員会 □会場:月出工舎 / 千葉県市原市 |
2015年7月 | 越後妻有アートトリエンナーレ2015 □アートディレクター:北川フラム □企画:大地の芸術祭実行委員会 □会場:新潟県十日町市松之山坪野集落 |
2015年5月 | アートいちはら2015春 〜晴れたら、市原へ行こう〜 □アートディレクター:北川フラム □企画:市原市中房総国際芸術実行委員会 □会場:月出工舎 / 千葉県市原市 |
2014年7月 | 瀬戸内しのまのわ2014 □キュレーター:小野環 □企画:瀬戸内しのまのわ2014実行委員会 □会場:広島県尾道市 |
2014年5月 | 村井祐児×岩間賢 □会場:ギャラリーKAI / 東京都武蔵野市 |
2014年3月 | 森のはこ舟アートプロジェクト2014 □キュレーター:伊藤達矢 □企画:森のはこ舟アートプロジェクト実行委員会 □会場:福島県喜多方市楚々木集落 |
2014年3月 | 中房総国際芸術祭アート×ミックス2014 □アートディレクター:北川フラム □企画:市原市中房総国際芸術実行委員会 □会場:月出工舎 / 千葉県市原市 |
2013年12月 | Onomichi AIR 4 □キュレーター:小野環、三上清仁 □企画:AIR Onomichi実行委員会 □会場:広島県尾道市 |
2013年10月 | KITAKATRA YUME ART PROJECT □キュレーター:赤坂憲雄 □企画:喜多方夢アートプロジェクト運営委員会 □会場:福島県喜多方市 |
2012年8月 | 越後妻有アートトリエンナーレ2012 □アートディレクター:北川フラム □企画:大地の芸術祭実行委員会 □会場:新潟県十日町市松之山坪野集落 |
2010年5月 | 你好!山水 □キュレーター:金澤友那 □企画:341asia実行委員会 □会場:韓国文化院 / 中国, 北京 |
2010年1月 | 第3回 暖冬 - 文武双会 □会場:創意正陽芸術区 / 中国, 北京 |
2010年1月 | 第2回 暖冬 □会場:008芸術区 / 中国, 北京 |
2009年12月 | 第1回 暖冬 □会場:創意正陽芸術区 / 中国, 北京 |
2009年12月 | TIMESONE 0 □キュレーター:金澤友那 □企画:視空間 □会場:視空間 / 中国, 北京 |
2009年10月 | 暖冬 □キュレーター:Zhang Wei □企画:暖冬実行委員会 □会場:創意正陽芸術区 / 中国, 北京 |
2009年8月 | 越後妻有アートトリエンナーレ2009 □アートディレクター:北川フラム □企画:大地の芸術祭実行委員会 □会場:新潟県十日町市松之山坪野集落 |
2008年10月 | 中韓日現代美術交流展 □キュレーター:王培波、林勝煌 □企画:清華大学美術学院美術館 □会場:清華大学美術学院美術館 / 中国, 北京 |
2008年8月 | ZEROZERO □キュレーター:姜傑 □企画:中央美術学院 □会場:中央美術学院 / 中国, 北京 |
2008年8月 | 中国ビエンナーレ2008 □キュレーター:Pan Xing Lei、Koan Jeff Baysa、Li Shi □企画:中国ビエンナーレ実行委員会 □会場:KU ART CENTER / 中国, 北京 |
2005年10月 | wanakio2005まちの中のアート展 □キュレーター:宮城潤、ティトス・スプリー、嘉藤笑子 □企画:前島アートセンター □会場:前島アートセンター / 沖縄県那覇市 |
2005年8月 | 第10回旺山開天祭 □キュレーター:Okyung Choi & Shinjung Park □企画:ハスラーアートワールド □会場:ハスラーアートワールド / 韓国, 江陵 |
2005年6月 | Voices of Site New York - Tokyo □キュレーター:秋好恩 □企画:スクールオブビジュアルアーツギャラリー □会場:スクールオブビジュアルアーツギャラリー / アメリカ, チェルシー |
2005年6月 | アートする教科書展 □キュレーター:宮地勘司 □企画:教育の探求社 □会場:池尻ものづくり学校 / 東京都世田谷区 |
2005年5月 | 個展|可能性のかたち □キュレーター:村田弘子 □企画:西荻まちメディア □会場:遊工房 / 東京都杉並区 |
2005年5月 | 西荻まちメディア2005 □キュレーター:村田弘子 □企画:西荻まちメディア2005 □会場:遊工房 / 東京都杉並区 |
2004年11月 | 喰丸文化祭 □キュレーター:山口昌夫 □企画:喰丸再学習センター □会場:喰丸再学習センター / 福島県昭和村 |
2004年10月 | Voice of Site Tokyo - Chicago - New York 日米美術大学 - 新交流縁起 □キュレーター:保科豊巳 □企画:東京藝術大学 □会場:東京藝術大学大学美術館 / 東京都台東区 |
2003年8月 | Green Space2 - 光と影 □キュレーター:渡辺好明 □企画:バスハウス・ワイマール大学 □会場:ハウス アム ホルン / ドイツ, ワイマール |
2003年6月 | アートモチャ □キュレーター:秋好恩 □会場:ギャラリー毛利 / 東京都 企画:ギャラリー毛利 |
2002年11月 | 個展|可能性のかたち - RIN □キュレーター:村瀬翔子 □企画:フタバ画廊 □会場:フタバ画廊 / 東京都中央区 |
2002年8月 | Green Space □キュレーター:バーバラ・ネーミッツ □企画:バスハウス・ワイマール大学 □会場:東京藝術大学 / 茨城県取手市 |
2002年8月 | 個展|可能性のかたち - ヒトはなぜ大地にうまれたのか □キュレーター:入口ふじ子 □企画:金沢市民芸術村 □会場:金沢市民芸術村アート工房 / 石川県金沢市 |
2002年8月 | 深沢アートプロジェクト □キュレーター:三浦理絵 □企画:深沢アートプロジェクト実行委員会 □会場:駒沢オリンピック公園 / 東京都世田谷区 |
2002年5月 | 個展|可能性のかたち - KOKU 東京藝術大学後期博士過程研究発表展 □企画:東京藝術大学 □会場:東京藝術大学陳列館 / 東京都台東区 |
2002年5月 | News 25 □企画:東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 □会場:東京藝術大学陳列館 / 東京都台東区 |
2002年3月 | Q Peers - NY & JAPAN □キュレーター:三浦理絵 □企画:ALBATROSS Gallery □会場:ALBATROSS Gallery / 東京都新宿区 |
2002年2月 | 東京藝術大学後期博士過程研究発表展 □企画:東京藝術大学 □会場:東京藝術大学大学美術館 / 東京都台東区 |
2001年9月 | 個展|可能性のかたち - KO/KYU □キュレーター:村瀬翔子 □企画:フタバ画廊 □会場:フタバ画廊 / 東京都中央区 |
2001年3月 | 個展|可能性のかたち - MOE □キュレーター:和田ゆみえ □企画:Wada Fine Arts □会場:Wada Fine Arts / 東京都中央区 |
2000年9月 | 第5回旺山開天祭 □キュレーター:Okyung Choi □企画:旺山造形研究所 □会場:旺山造形研究所 / 韓国, 江陵 |
2000年9月 | 第5回アート公募2001企画作家選出展 □キュレーター:西村智弘 □企画:アート公募実行委員会 □会場:新木場SOKOギャラリー / 東京都江東区 |
2000年4月 | 個展|可能性のかたち - NOBE □キュレーター:村瀬翔子 □企画:フタバ画廊 □会場:フタバ画廊 / 東京都中央区 |
2000年2月 | 個展|可能性のかたち - PLAN展 □キュレーター:白石紘 □企画:Pepper's Gallery □会場:Pepper's Gallery / 東京都中央区 |
1999年12月 | 取手リ・サイクリングアートプロジェクト □キュレーター:渡辺好明 □企画:東京藝術大学 □会場:利根川河川敷 / 茨城県取手市 |
1999年5月 | 京を創る1999 □キュレーター:太田垣實 □企画:芸術祭典・京 実行委員会 □会場:智積院 / 京都府東山市 |
1999年2月 | 東京藝術大学修了制作展 □企画:東京藝術大学 □会場:東京都美術館 / 東京都台東区 |
1999年1月 | 東京藝術大学取手校地修了制作内覧会 □企画:東京藝術大学 □会場:東京藝術大学取手校地 / 茨城県取手市 |
1999年1月 | サイコロジカル展 □キュレーター:白石紘 □企画:Pepper's Gallery □会場:Pepper's Gallery / 東京都中央区 |
1998年12月 | 0 ZERO展 □企画:公益財団法人野村文化財団 □会場:横浜ガレリアベリーニの丘 / 神奈川県横浜市 |
1997年10月 | 創作展97 □企画:東京藝術大学 □会場:東京藝術大学大学美術館(取手館)/ 茨城県取手市 |
1997年8月 | 最上環境芸術祭97 □企画:山形県 □会場:庄内平野 / 山形県新庄市 |
1997年8月 | アートフェスティバルin鶴来97 □企画:石川県鶴来町 □会場:白山神社 / 石川県鶴来町 |
1997年2月 | 東京藝術大学卒業制作展 □企画:東京藝術大学 □会場:東京都美術館 / 東京都台東区 |
PROJECT
プロジェクト
2021年〜現在 | 「大空凧プロジェクト」 □場所:茨城県取手市 □概要: □内容: □主催:取手アートプロジェクト実行委員会 □役割:統括ディレクター |
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2021年〜現在 | 「ちょぼくれサイクリング」 □場所:千葉県市原市内各所 □概要: □内容: □主催:月出工舎実行委員会 □役割:代表
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2019年〜2023年 | 「naru gallery」 □場所:愛知県立芸術大学旧守衛所/ 愛知県長久手市 □概要:アーティストランスペースのギャラリー □内容: □主催:岩間研究室 □役割:企画 |
2018年〜現在 | 「藝大食堂」 □場所:東京藝術大学取手校地福利施設 / 茨城県取手市 □概要:福利施設をアーツセンターとして再生 □内容: □役割:統括ディレクター |
2017年〜2019年 | 「鈴渓藝塾」 □場所:小脇公園 / 愛知県常滑市 □概要:屋根のない美術館 □内容:小脇公園の再生と芸術文化事業 □主催:愛知県立芸術大学 □役割:企画 |
2014年〜現在 | 「月出創生計画」 □場所:旧月出小学校 / 千葉県市原市月出 □概要:廃校を活用したアートセンターづくり □内容:「創ること・生きること」を掲げ、月出工舎を開校。「遊・学・匠・食」の4つのプロジェクトを展開。 □主催:市原市、中房総国際芸術祭実行委員会 □役割:統括ディレクター、芸術祭招聘作家 |
2013年〜2016年 | 「楚々木樂校計画」 □場所:旧楚々木分校 / 福島県喜多方市楚々木集落 □概要:森に生きる方々との恊働プロジェクト □内容:森林文化を活用した地域再生プロジェクトとして、森につどい、森で考え、未来を創っていく活動 □主催:福島県、森のはこ舟アートプロジェクト実行委員会 □役割:招聘作家として、企画立案・実施責任者 |
2012年〜現在 | 「OAM計画(尾道 AIR MUSEUM)」 □場所:広島県尾道市 □概要:尾道山之手エリアの美術館構想 □内容:旧市街斜面地の空き家や廃墟を美術館として見立て、再生をしながら、負の地域資源を活用した取り組みを展開 □主催:AIR ONOMICHI実行委員会 □役割:招聘アーティストとしてOAM 計画を立案、実施責任者 |
2011年〜現在 | 取手アートプロジェクト「半農半芸」 □場所:TAKASU HOUSE / 茨城県取手市 □概要:実践活動を通じて農と芸を考えるプロジェクト □内容:大地や風土と向き合いながら地域の方々と協働し、これからの「生きるコト」「住まうコト」を考え、実践する活動 □主催:特定非営利活動法人 取手アートプロジェクト □役割:半農半芸、TAKASU HOUSEの統括ディレクター |
2011年〜2014年 | 「ユイノハマプロジェクト」 □場所:旧荻浜小学校 / 宮城県石巻市桃浦 □概要:3.11で甚大な被害を受けた牡鹿半島での支援活動 □内容:旧荻浜小学校の子どもたちと桃浦地区を支援するためにクリエイティブな分野で活動する仲間が集まり、未来をつくっていく・子どもたちのために行っている活動 □主催:ユイノハマプロジェクト実行委員会、東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業 □役割:団体代表として活動 |
2010年〜2013年 | 「asia 341 art project」 □場所:駐華韓国文化院 / 中国, 北京 □概要:東アジア若手アーティストのネットワークづくり □内容:様々な分野で活動する中国、韓国、日本の作家が相互交流を通じて、新しい未来のかたちを発信していく活動 □主催:asia 山水 art project □役割:団体(日本)代表として活動 |
2005年〜現在 | 「Hassla Art World Project」 □場所:ハスラーアートワールド / 韓国, 江陵 □概要:江陵半島で展開しているランドスケーププロジェクト □内容:山中に恒久的な彫刻作品とランドスケーププランを立案。先行して完成したHOTELにプランの一部が反映されている □主催:HASLLA ART WORLD MUSEUM HOTEL □役割:招聘作家として参加し、本プロジェクトを立案 |
2005年〜現在 | 「Wansan R-Project」 □場所:旺山造形研究所 / 韓国, 旺山 □概要:災害で被害にあった旺山造形研究所跡地の活用 □内容:山中にランドスケープ作品を制作し、公園プランを立案。 □主催:Hassla Art World □役割:招聘作家として参加し、本プロジェクトを立案 |
2002年8月 | 「みんなでつくる公園in金沢」 □場所:金沢市民芸術村 / 石川県金沢市 □概要:金沢工芸大学学生や地域住民との公園づくり □内容:野外の遊休スペースに子どもたちが泥んこで思いっきり遊び・体験できる空間をつくりあげるために取り組んだ活動。 □主催:金沢市民芸術村アクションプランニング実行委員会、文化庁・文化のまちづくり事業 □役割:企画立案・実施責任者 |
2001年〜2004年 | 「飛騨高山プロジェクト」 □場所:高山建築学校 / 岐阜県飛騨高山市数河 □概要:法政大学建築学科の学生との恊働プロジェクト □内容:故倉田康男が1972年に建築を学ぶ合宿所を開設。夏の期間だけ開校し、演習・講義・セルフビルドを実施。 □主催:高山建築学校(法政大学建築学科) □役割:新たな方向を模索する第4期初期の講師として参加 |
2000年3月 | 「蓼科プロジェクト2000」 □場所:蓼科エグゼクティブハウス / 長野県茅野市 □概要:美術家×音楽家×建築家との恊働プロジェクト □内容:蓼科エグゼクティブハウスの遊休地を活用した実験的なアーティスト・イン・レジデンスを立案し実施。 □主催:Peppers Gallery |
1997年〜現在 | 「坪野フィールドパークプロジェクト」 □場所:坪野集落 / 新潟県十日町市松之山 □概要:17年前からはじまった持続的なプロジェクト □内容:「越後妻有アートトリエンナーレ」と連携を取りながら、クリエイティブな発想を基軸に地域との恊働活動を通じて、持続可能な里山文化の形成を行う事を目的とした活動。 □主催:里山フィールドパーク実行委員会 |
COMPOSITE ART
総合芸術(舞台)
2024年5月 | 野外舞台「月夜のアートキャンプ」 □会場:月出工舎 / 千葉県市原市 □舞踊:松原東洋、細井太 □芸術監督:岩間賢 □企画:千葉県誕生150周年記念事業 百年後芸術祭~環境と欲望~内房総アートフェス
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2021年5月 | 野外舞台「半島行脚と水鏡の踊り」 □会場:月出工舎 / 千葉県市原市 □舞踊:松原東洋 □芸術監督:岩間賢 □企画:中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス 2020+
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2017年4月 | 野外舞踏「ばけのかわ」 □会場:月出の森 / 千葉県市原市 □舞踊:トンデ空静、切腹ピストルズ、他 □芸術監督:岩間賢 □企画:中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス 2017 |
2016年8月 | 棚田劇「森の婚礼」 □会場:小楚々木の棚田 / 福島県喜多方市 □舞踊:レンカ、喜多方第一中学校、喜多方高校、他 □芸術監督:岩間賢 □企画:森のはこ舟アートプロジェクト |
2014年3月 | よほろ~養老舞踏バラエティショウ!!~ □会場:里山芸術劇場 / 千葉県市原市 □舞踊:トンデ空静、切腹ピストルズ、地元の踊り娘、他 □芸術監督:岩間賢 □企画:中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス 2014 |
2012年8月 | 棚田舞踏劇「谷蟇」 □会場:坪野集落 / 新潟県十日町市松之山坪野集落 □舞踊:トンデ空静 □芸術監督:岩間賢 □企画:越後妻有アートトリエンナーレ2012 |
2011年11月 | 結びの一番 ~晩秋の養老渓谷~ □会場:養老渓谷 / 千葉県市原市 □舞踊:トンデ空静 □舞台美術:岩間賢 □企画:アート漫遊 |
2011年5月 | わっしょい よいしょ □会場:松之山温泉界隈を含む23集落 / 新潟県十日町市 □舞踊:松原東洋、高橋芙美、他 □演出:岩間賢 □企画:松之山観光協会 |
2006年5月 | 舟のように □会場:赤城神社 / 東京都新宿区神楽坂 □舞踊:村上三月、イヌイット □舞台美術:岩間賢 □企画:神楽坂・祭創2006 |
2005年10月 | 世界でひとつだけ □会場:前島アートセンター / 沖縄県那覇市 □舞踊:まめまめちんどん □舞台美術:岩間賢 □企画:wanakio2005まちの中のアート展 |
2005年5月 | 心象風景の誘導」身体パフォーマンス □会場:遊工房 / 東京都杉並区 □舞踊:喜多尾浩代 □舞台美術:岩間賢 □企画:西荻まちメディア2005 |
2002年10月 | まめまめちんどん □会場:鶴来町市街 / 石川県鶴来町 □舞踊:村上弥生、岩間賢 □舞台美術:岩間賢 □企画:鶴来蓬莱祭 |
20002年8月 | 大地と宇宙 □会場:金沢市民芸術村 / 石川県金沢市 □舞踊:村上三月 □舞台美術:岩間賢 □企画:文化庁・文化まちづくり事業
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2008年8月 | 可能性のかたち - ヒトはなぜ大地にうまれたのか □会場:金沢市民芸術村 / 石川県金沢市 □ライブペイント:岩間賢 □舞踊:村上弥生, 宇野あかり □舞台美術:岩間賢 □企画:文化庁・文化まちづくり事業
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2008年8月 | まめまめちんどん □会場:金沢市民芸術村 / 石川県金沢市 □舞踊:まめまめちんどん □舞台美術:岩間賢 □企画:文化庁・文化まちづくり事業 |
ARCHITECTURE
建築
2024年から現在 | 小脇公園喫茶室 □公園再生|リノベーション □建築デザイン・監修・施工:岩間賢 □場所:愛知県常滑市 |
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2024年から現在 | 中根邸 □空き古民家再生|セルフリノベーション □建築デザイン・監修・施工:岩間賢 □場所:千葉県市原市 |
2021年 | ギャラリーきのわ □商店再生|セルフリノベーション □建築デザイン・監修・施工:岩間賢 □場所:神奈川県横浜市 |
2019年 | 田中邸 □空き古民家再生|リノベーション □建築デザイン・監修・施工:岩間賢 □場所:千葉県市原市 |
2019年 | naru gallery □守衛所再生|セルフリノベーション □建築デザイン・監修・施工:岩間賢 □場所:愛知県名古屋市 |
2019年 | 旧月出小学校体育館 □廃校再生|セルフリノベーション □建築デザイン・監修・施工:岩間賢 □場所:千葉県市原市 |
2019年 | 鈴木邸 □空き古民家再生|リノベーション □建築デザイン・監修・施工:岩間賢 □場所:千葉県市原市 |
2017年 | 藝大食堂 □食堂再生|セルフリノベーション □建築デザイン・監修・施工:岩間賢 □場所:茨城県取手市 |
2014年〜継続 | 月出工舎 □廃校再生|セルフリノベーション □建築デザイン・監修・施工:岩間賢 □場所:千葉県市原市 |
2014年 | TAKASU HOUSE □農協銀行再生|セルフリノベーション □建築デザイン・監修・施工:岩間賢 □場所:茨城県取手市 |
2012年 | 裏庭 □空き古民家再生|セルフリノベーション □建築デザイン・監修・施工:岩間賢 □場所:東京都千代田区 |
2012年 | 坪野の土蔵 □土蔵再生|セルフリノベーション □建築デザイン・監修・施工:岩間賢 □場所:新潟県十日町市松之山 |
2008年 | 創意スタジオ □赤煉瓦倉庫再生|セルフリノベーション □建築デザイン・監修・施工:岩間賢 □場所:中国, 北京 |
1997年 | 坪野の茅葺古民家 空き茅葺古民家再生|セルフリノベーション □建築デザイン・監修・施工:岩間賢 □場所:新潟県十日町市松之山 |
COLLECTION
コレクション
2021年 | 月出工舎(千葉) |
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2017年 | 月出工舎(千葉) |
2013年 | インターコンチネンタルホテル(大阪) |
2013年 | 上海マンダリンオリエンタルホテル(中国, 上海) |
2012年 | 上海フォーシーズンズホテル(中国, 上海) |
2010年 | 広州大学(中国, 広州) |
2010年 | 華潤置地(中国, 沈陽) |
2008年 | 上海パークハイアットホテル(上海森ビル)(中国, 上海) |
2008年 | KU ART CENTER(中国, 北京) |
2005年 | ハスラーアートワールド(韓国, 江陵) |
2000年 | 旺山造形研究所(韓国, 江陵) |
1999年 | タカラ工業株式会社(神奈川) |
GRAND & AWARAD
賞歴・助成歴
2021年 | 公益財団法人朝日新聞文化財団 |
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2021年 | ハーモニック財団『JAPAN BULE「藍」―有機天然顔料の精製技術に関する研究』 |
2020年 | 日比科学技術振興財団『JAPAN BULE「藍」―有機天然顔料の精製技術に関する研究』 |
2017年 | 科学研究費『JAPAN BULE「藍」―有機天然顔料の精製技術に関する研究』 |
2016年 | 公益財団法人福武財団 |
2015年 | 公益財団法人福武財団 |
2014年 | 「トヨタ環境活動助成」トヨタ自動車株式会社 |
2014年 | 公益財団法人福武財団 |
2014年 | 公益財団法人朝日新聞文化財団 |
2014年 | 社会福祉法人中央共同募金会 |
2013年 | 公益財団法人福武財団 |
2013年 | 「GBFound」公益財団法人企業メセナ協議会 |
2010年 | 「在外研修」公益財団法人吉野石膏美術振興財団 |
2009年 | 「在外研修」公益財団法人ユニオン造形文化財団 |
2008年 | 公益財団法人朝日新聞文化財団 |
2008年 | 「中国政府奨学金」中国政府 |
2006年 | 「文化庁新進芸術家在外研修奨学金(3年派遣)」文化庁 |
2001年 | 「アート公募・奨励賞」・「ギャラリーイセヨシ企画賞」第5回アート公募2001 |
1999年 | 「京を創る賞」芸術祭典・京 |
1999年 | 「高橋芸友会賞」東京藝術大学修了制作展 |
1998年 | 公益財団法人野村文化財団 |
1997年 | 「最上エコポリス大賞」・「最上環境芸術祭優秀賞」最上環境芸術祭 |
1997年 | 「O氏記念賞」東京藝術大学卒業制作作品 |
1994年 | 「久米桂一郎美術館賞」久米桂一郎美術館 |